賃貸物件の原状回復費用

敷金から徴収されることが多い

賃貸住宅を借りた時には、敷金や礼金を大家に支払うことがよくあります。そのうちの敷金というのは、大家に預けるお金であり退去時には全額返済されるものです。ところが入居した部屋のあちこちで瑕疵が見つかれば、敷金は返済されずに原状回復費用に回されることがあります。例えば、壁紙の交換やフローリングの張替えなどに要するものです。入居者が退去した場合には、大家が一定規模のハウスクリーニングを行いますが、その費用は全額大家持ちとなります。ところが部屋の傷みが、予想以上にひどい場合には預けていた敷金の一部、もしくは全部を原状回復費用に充てることもあります。こうなると退去時に期待していた、敷金の返還もなくなる恐れがあるのです。

動物可の賃貸物件の場合

賃貸物件の中には、部屋で動物を飼ってもよいという物件もあります。ペットを飼いたい人にとっては好都合ですが、そのような物件では退去時に、原状回復費用が掛かる可能性が高まります。ペットから発せられる臭いなどや汚れなどで、壁紙をすべて交換するようなこともあるからです。特に猫を飼っている場合には要注意です。猫は壁などを爪でかきむしる癖もあるので、入居時の状態に戻すためには、原状回復工事が必要になります。そうなると入居時に大家に預けた敷金が、全額返済される可能性はかなり低いといえるでしょう。もしも退去時に、原状回復費用を敷金からとられたくないのであれば、ペットを飼うことなく綺麗に部屋を使用することが大切になります。